op.1

ballet/orchesrta/criticism

マイケル・ティルソン・トーマス指揮、サンフランシスコ交響楽団のマーラーを聴く(ディスク短評)

11月某日、サンフランシスコ交響楽団(San Francisco Symphony)による、マーラー作曲、交響曲第1番のディスクを聴いた。指揮は同響音楽監督で指揮者(Music Director & Conductor)のマイケル・ティルソン・トーマス(Michael Tilson Thomas)。2001年9月、サンフランシスコでライヴ録音されたものだという。ティルソン・トーマスは1995年9月から音楽監督を務めている。 

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音色は透明感があり清らか。造形は端正ではあるがうつろいゆき、鼻歌でも聴いているかのように軽やかだ。しかし決して軽くない。浮ついたところがなくseriousな雰囲気がある。美しくユニークなマーラー解釈だと思う。