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2019-01-01から1年間の記事一覧

ジョシュア・ワイラースタイン指揮、ヴェルビエ音楽祭室内管弦楽団の、ビゼー交響曲第1番を聴く(YouTube)

9月某日、ビゼーの交響曲第1番 ハ長調を、YouTube で、聴いた。 この曲は、6月に鑑賞した、バレエ、《シンフォニー・イン・C》(振付:ジョージ・バランシン)で、使われていた*1。 ジョシュア・ワイラースタイン(Joshua Weilerstein)*2指揮の、ヴェルビエ…

ロイヤル・バレエ来日公演《ロイヤル・ガラ》を観る

6月30日(日)、ロイヤル・バレエ(Royal Ballet)*1来日公演《ロイヤル・ガラ》を鑑賞した。会場は、神奈川県民ホール(14時開演)。梅雨空の下、劇場に向かう。 同来日公演は、先週26日の、《ドン・キホーテ》(カルロス・アコスタ版、2013年初演)に続い…

エイフマン・バレエ《アンナ・カレーニナ》を観る

7月21日(日)、エイフマン・バレエ(Eifman Ballet)*1来日公演、《アンナ・カレーニナ》(振付:ボリス・エイフマン)*2を、鑑賞した(東京文化会館、14時開演)。19日の、《ロダン》(振付:ボリス・エイフマン)に続いての、鑑賞*3。東京公演は、18日、1…

エイフマン・バレエ《ロダン》を観る

7月19日(金)、エイフマン・バレエ(Eifman Ballet)*1来日公演、《ロダン~魂を捧げた幻想(Her Eternal Idol)》(振付:ボリス・エイフマン)*2を、鑑賞した。東京文化会館(19時開演)。 エイフマン・バレエ、21年ぶりの、来日という。 東京公演は、木…

ロイヤル・バレエ来日公演《ドン・キホーテ》を観る

6月26日(水)、ロイヤル・バレエ(Royal Ballet)*1来日公演、《ドン・キホーテ》(カルロス・アコスタ*2版、全3幕、2013年初演)*3*4を観た(同演目最終日。東京文化会館。18時半開演)。3年ぶりの、来日公演。 ロイヤル・バレエを鑑賞するのは、2013年7月…

マース・カニングハム・生誕100年(没後10年)(NYT)

カニングハム(Merce Cunningham 1919-2009)の、技術の定義。 In a 1951 essay, he offered a definition of technique: “the disciplining of one’s energies through physical action in order to free that energy at any desired instant in its highes…

批評と経済(批評覚書4)

3月30日朝日新聞be。吉増剛造。「出版社や新聞は何行で書いてくれと注文してくるけど、そんな文化産業のシステムも打ち破っていかないといけない。売れるかどうかなんて関係ないのよ。かすみを相手にしてきた詩人の責任感みたいなものだよね」。批評家も、そ…

〈劇場〉の存在証明(批評覚書3)

劇場が、娯楽以上の、機能を、持つことは、自明でない。劇場は、「本当のこと」を、教えてくれる「場」。それは、私たちにとって、必要な「装置」。劇場を一つ、なくすことは、思考の基盤を、一つ、奪われること。私たちは、〈劇場〉の存在を、証明し続ける…

ジョン・ノイマイヤー《ベートーヴェン・プロジェクト》

ジョン・ノイマイヤー《ベートーヴェン・プロジェクト》(2018年)は、エロイカ変奏曲、交響曲第3番《英雄》を、主に、使っているといい、映像を見ると、舞台に、火が、映される。https://t.co/an8r67VkWRhttps://t.co/hsOWHhAoXO— unamateur (@amachan_taste)…

フォーサイスの近作(NYT)

モーツァルト《魔笛》より、ヒップホップを聴かせたチーズの方が、美味しかったという。これは、バレエでも、そうかもしれない。ということで、近作、Playlist が、‘hip-hop ballet’ という、フォーサイスが、観たいです。https://t.co/wGuqctJkTc— unamateu…

ヌレエフを描いた、映画‘The White Crow’(NYT)

ヌレエフを主題にした、映画‘The White Crow’。監督のFiennesは、こう言う。‘For me, the story was about self-realization, the discovery — this is what I want to do.’— unamateur (@amachan_taste) 2019年5月1日 ここで、「ヌレエフを撮る/観る」とは…

メトロポリタン歌劇場管の芸術は、ヤニック・ネゼ=セガンによって、どのように変化するのか(NYT)

新音楽監督、ヤニック・ネゼ=セガンの、メトロポリタン歌劇場管の、現在の評価と、将来の展望を、簡単に引用する。 “I think it’s a little too dry and lifeless in piano, and I think that in forte it’s just maybe unbalanced internally.” for years …

ウィリアム・フォーサイス、1999年以前/2014年以後(NYT)

今日のバレエで、‘gender-neutral’ の流れがある一方、フォーサイスの、保守的な態度は、何を意味しているのか。近作を、観てみたい。 www.nytimes.com In “Blake Works 1,” set to seven songs by the English musician James Blake, he mined the rich tec…

「ジェンダー・アイデンティティが、踊り方を決めてしまっていいのか?」(NYT)

一方で、バレエの‘gender stereotypes’が解体され、新しい作品が生まれればいいと思う。 www.nytimes.com “Before I got into the company,” Mr. Holloway said, “I thought I maybe needed to butch it up, because that’s what people wanted to see.” But…

クルレンツィス指揮、ムジカエテルナ来日公演、関連ツイート

両者の来日を前に、演奏曲を、youtube で聴いた。 MTT指揮、LAフィルの演奏と称する、チャイコフスキー組曲第3番を聴く(1978年。バランシンは、この第4楽章を使って‘TetV’を振付けた)。チャイコフスキーの歌を、歌い損なっているように感じる。その「叫び」…

テオドール・クルレンツィス指揮、ムジカエテルナの、チャイコフスキーを聴く

教育で無菌化された学者のような音楽家が奏でるのは音楽の内部ではなく、音符に過ぎません。ロックミュージシャンはダンスできますが、クラシックの音楽家はダンスのステップすら知りません*1。──テオドール・クルレンツィス どんな音楽でも、その音楽を愛し…

J.L.ゴダール《イメージの本》(NYT)

‘“The Image Book” implies a disturbing connection between the industrialization of killing and the mass production of moving pictures.’— unamateur (@amachan_taste) 2019年2月2日www.nytimes.com

今年、開館200周年のプラド美術館(NYT)

Second Republic in the early 1930s, when the Prado played a pivotal part in an educational program to introduce ordinary citizens to culture— unamateur (@amachan_taste) 2019年2月1日 In that drive, a pioneering traveling exhibition took cop…