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バーミンガム・ロイヤル・バレエ《ラ・フィユ・マル・ガルデ》を観る

5月26日、バーミンガム・ロイヤル・バレエ(Birmingham Royal Ballet/BRB)来日公演、《ラ・フィユ・マル・ガルデ(La Fille mal gardée 邦題《リーズの結婚》)》を鑑賞した(東京文化会館)。全三幕。フレデリック・アシュトン版*1。1960年初演。BRBは、1…

ロイヤル・バレエ《ラ・フィユ・マル・ガルデ》をディスクで観る

5月某日、バーミンガム・ロイヤル・バレエ(Birmingham Royal Ballet)来日公演《ラ・フィユ・マル・ガルデ(La Fille mal gardée)》*1を前に、ロイヤル・バレエ(Royal Ballet)による、同演目を、ディスクで鑑賞した。アシュトン版。1981年。 フレデリッ…

バーミンガム・ロイヤル・バレエ《眠れる森の美女》を観る

5月19日、バーミンガム・ロイヤル・バレエ(Birmingham Royal Ballet/BRB)来日公演、《眠れる森の美女》を観た。ピーター・ライト*1版(原振付:マリウス・プティパ*2、演出:ピーター・ライト)。1984年初演。プロローグ付全3幕。東京文化会館。BRBは、三…

文芸時評「文体とは何か」(磯﨑憲一郎、朝日新聞)

5月30日の、朝日新聞(朝刊)より。 木曜の朝日新聞「文芸時評」は、「文体とは何か」と題して、純文学とエンタメの違いを切り口にしていた(磯﨑憲一郎)。文体とは、「ただひたすらに、目の前の一文の、語の選択と配置という問題なのだ。そしてその選択の基…

写真家・荒木経惟氏のモデルを務めていたKaoriさんへのインタビュー(ニューヨーク・タイムズ)

5月8日の、The New York Times(International Edition)から。 火曜のNYT(国際版)は、写真家・荒木経惟氏のモデルを長年務めたKaoriさんを取材。創造的なパートナーと認められたことは、一度もなかったという。NYで開かれている氏の回顧展に、彼女の写真が3…

ルービン元財務長官による寄稿 ‘Philosophy pays off’ (ニューヨーク・タイムズ)

5月2日のNYT(国際版)は、ロバート・ルービン元財務長官の寄稿 ‘Philosophy pays off’ を掲載。「学部時代、後の仕事で基礎となった講義は何か」との問いにはいつも、「ギリシア哲学と、カフェでの実存主義についての議論」と答えてきたという。— unamateur(o…

ジェローム・ロビンズ生誕100年(ニューヨーク・タイムズ)

5月4日の The New York Times(International Edition)から。 金曜のNYT(国際版)は、今年生誕100年となるジェローム・ロビンズを紹介。「初期作品の多くは、彼の才能が、ブロードウェイに適することを示」し、「後期作品の多くは、そこから離れ、形式的純粋…

「インスタグラム時代の「モナ・リザ」」(ニューヨーク・タイムズ)

5月2日のNYT(国際版)は「インスタグラム時代の「モナ・リザ」」。ある裕福なアート・コレクターは、現代作品を買う時、電子的に複製されたイメージを何度も見るから、実物を何時間もかけて見る必要がない。「有名作家の、すぐそれと分かる特徴がコレクターを…

OMA(レム・コールハース)による、プラダ財団のアート・スペース(ニューヨーク・タイムズ)

4月26日の The New York Times(International Edition)から。 先週木曜のNYT(国際版)は、4月19日、プラダ財団にオープンした、9階建てのアート・スペースを紹介。手掛けたのは、レム・コールハース率いるOMA。外見は、見る角度によって姿を変える‘unstable…

サンフランシスコ・バレエ ‘Unbound’ 評(ニューヨーク・タイムズ)

4月26日の The New York Times(International Edition)から。 木曜のNYT(国際版)は、サンフランシスコ・バレエの ‘Unbound’ からの評を掲載。12人の振付家による12の新作を上演する企画。ウィールドンは二つの挑戦で成功。「同性のカップルを含むアンサン…

南アフリカ出身のソプラノ歌手、プリティ・イェンデ(Pretty Yende)(ニューヨーク・タイムズ)

4月27日の The New York Times(International Edition)より。 金曜のNYT(国際版)は、いまメトロポリタン歌劇場でルチアを歌っている、プリティ・イェンデ(Pretty Yende)を一面で紹介。南アフリカ出身の33歳。「劇場と鑑賞者はほとんど、肌の色に関係なくキ…

ブロードウェイ・ミュージカル《回転木馬》ジャスティン・ペック評(ニューヨーク・タイムズ)

4月27日の The New York Times(International Edition)から。 金曜のNYT(国際版)は、ブロードウェイ・ミュージカル《回転木馬》のリバイバルで、振付けを担当した、ジャスティン・ペック評を掲載。(彼のこれまでの)「作品のいくつかはとても好きだが、まだ…

ベルリン、三つの歌劇場、四つのオペラ(ニューヨーク・タイムズ)

4月2日のNYT(国際版)は、ベルリンでの新制作、《トリスタン》《サロメ》《ヘリアーネの奇蹟》(コルンゴルド)《青ひげ》(オッフェンバック)評を掲載。共通項として「神話的・神秘的なものを、人間的な次元にまで引き下げる傾向」「intimateなものへの探求」が…

バイロイト・辺境伯歌劇場が再開(ニューヨーク・タイムズ)

先週金曜のNYT(国際版)は、6年にわたる改修を終えた、辺境伯歌劇場(バイロイト)を紹介。1748年開場の、バロック建築の傑作。客席数約500。ワーグナーを魅了するも「自ら思い描く大作を上演するには小さすぎる」。保存の観点から、年間使用回数は限られ、冬場…

メトロポリタン美術館長にマックス・ホライン氏(ニューヨーク・タイムズ)

昨日のNYT(国際版)は、メトロポリタン美術館館長に選出されたマックス・ホラインを紹介。ウィーン生まれの48歳。当地で美術史と経営学を学び、専門は1980年代から90年代の美術。父親は建築家のハンス・ホライン。ドイツでの館長歴が長いながら、ファンドレイ…

レム・コールハースによる Lafayette Anticipations がパリにオープン(ニューヨーク・タイムズ)

先週末のNYT(国際版)は、3月10日にパリにオープンする、Lafayette Anticipations を紹介。19世紀末の産業ビルを、レム・コールハースが改造。450人が入る、現代芸術のための施設。「「宝石箱」ではない、芸術家が作品を制作するための環境を提供する」のが特…

谷崎潤一郎『黒白』評(ニューヨーク・タイムズ)

2月22日の The New York Times(International Edition)は、谷崎潤一郎の『黒白』評を掲載。 今日のNYT(国際版)は、谷崎潤一郎『黒白』評を掲載。この作品は、芥川との「小説の筋」論争があり、それが、芥川の自殺(谷崎の誕生日)で終わった、翌年に発表され…

ヴァージニア・ウルフのフォト・アルバム(artnet)

Virginia Woolf Was an Avid Photographer—and Now You Can See Her Work Online: https://t.co/o2g7oXvbud pic.twitter.com/HHxi6GCidy — artnet (@artnet) 2018年2月20日 > ヴァージニア・ウルフ(1882-1941)が保存していた、フォト・アルバムが、Harvard L…

イラン初、唯一の女性指揮者、Nezhat Amiri(英ガーディアン)

2月20日の、The Guardian(International Edition 電子版)から。 40年近いキャリアのうち、一般向けに行ったコンサートは、「指揮棒をもつ指の数」しかないという。 音楽の美、というものがある。 一方、音楽をする人の美、というものもある。 記事を読みな…

ベジャール・バレエ・ローザンヌ、来日公演を観る

──ウェーベルンをききながら 2017年11月、ベジャール・バレエ・ローザンヌ(Béjart Ballet Lausanne/BBL)が、2年ぶりに、来日公演をおこなった。2つのプロブラムを、東京(東京文化会館)、西宮(兵庫県立芸術文化センター)で上演。両プログラムを観た。 …

英国王立音楽院、三つのコンサート(You Tube)

英国王立音楽院(Royal Academy of Music/ロンドン)による、オーケストラ・コンサートを、You Tube で鑑賞しました。 ロンドンには、芸術性の高いオーケストラがいくつも存在しますが、それも納得の出来映えです。 セミヨン・ビシュコフ(クレンペラー・チ…

ダニエーレ・ガッティ指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、来日公演を聴く

2017年11月19日、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(Royal Concertgebouw Orchestra)のコンサートを、4年ぶりに、聴いた。会場は、前と同じ、ミューザ川崎シンフォニーホール。 コンセルトヘボウ管は、1888年設立。1988年、その100周年を記念し、「ロイ…

ブロムシュテット指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団の来日公演を聴く

──シューベルトに 11月9日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(Gewandhausorchester)のコンサートに足を運んだ(横浜みなとみらいホール)。指揮は、名誉カペルマイスター(楽長)のヘルベルト・ブロムシュテット(Herbert Blomstedt)。札幌、横浜…

ボルゲーゼ美術館のベルニーニ展(ニューヨーク・タイムズ)

2017年11月6日の The New York Times(International Edtion)から。 昨日のNYT(国際版)は、ボルゲーゼ美術館の「ベルニーニ」展を紹介。《アポロとダフネ》ほか、約60作品が一堂に会し、キュレーターの一人、アンナ・コリヴァ館長は「これほど大規模なベル…

バイエルン国立歌劇場《魔笛》を聴く

私たちは愛によろこびを感じようとし、 私たちは愛によってだけ生きる。──パパゲーノ、パミーナ 9月27日、バイエルン国立歌劇場(Bayerische Staatsoper)来日公演《魔笛》を鑑賞した。アウグスト・エヴァーディング(August Everding)版(1978年、2004年改…

レナード・スラットキン指揮、デトロイト響の来日公演を聴く

7月19日、デトロイト交響楽団(Detroit Symphony Orchestra)のコンサートに足を運んだ。指揮は、音楽監督のレナード・スラットキン(Leonard Slatkin/2008-)。日本、中国をめぐるアジア・ツアーの一環で、当時音楽監督だった、ネーメ・ヤルヴィとの初来日…

イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)来日公演《コッペリア》を観る

7月9日、上野の東京文化会館で、イングリッシュ・ナショナル・バレエ(English National Ballet)の来日公演、《コッペリア》を鑑賞した。音楽はレオ・ドリーブで、マリウス・プティパに基づく、ロナルド・ハインド版(全3幕)。プログラムでハインド(Ronal…

イングリッシュ・ナショナル・バレエの《海賊》をディスクで観る

7月某日、イングリッシュ・ナショナル・バレエ(English National Ballet)の来日公演(《コッペリア》/《海賊》)を前に、同バレエ団が、2014年、ロンドンで行った《海賊》公演を、ディスクで鑑賞した。マリウス・プティパ、コンスタンチン・セルゲイエフ…

パリ・オペラ座バレエ来日公演《グラン・ガラ》を観る

3月10日、パリ・オペラ座バレエ(Ballet de l'Opéra national de Paris)の来日公演、《グラン・ガラ》を鑑賞した。《ラ・シルフィード》に続く二つ目(後半)のプログラムで、会場は同じく東京文化会館。トリプル・ビルの構成となっており、作品は、初演の…

サイモン・ラトル指揮、ロンドン響の《悲劇的》を聴く(YouTube)

5月某日、サイモン・ラトル(Simon Rattle)指揮、ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)による、マーラーの交響曲第6番《悲劇的》を、YouTubeで聴いた。楽団が4月24日に公開したもので、1月19日、バービカン・センターでのコンサートの様子を収め…