op.1

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批評と経済(批評覚書4)

3月30日朝日新聞be。吉増剛造。「出版社や新聞は何行で書いてくれと注文してくるけど、そんな文化産業のシステムも打ち破っていかないといけない。売れるかどうかなんて関係ないのよ。かすみを相手にしてきた詩人の責任感みたいなものだよね」。批評家も、そ…

〈劇場〉の存在証明(批評覚書3)

劇場が、娯楽以上の、機能を、持つことは、自明でない。劇場は、「本当のこと」を、教えてくれる「場」。それは、私たちにとって、必要な「装置」。劇場を一つ、なくすことは、思考の基盤を、一つ、奪われること。私たちは、〈劇場〉の存在を、証明し続ける…

ジョン・ノイマイヤー《ベートーヴェン・プロジェクト》

ジョン・ノイマイヤー《ベートーヴェン・プロジェクト》(2018年)は、エロイカ変奏曲、交響曲第3番《英雄》を、主に、使っているといい、映像を見ると、舞台に、火が、映される。https://t.co/an8r67VkWRhttps://t.co/hsOWHhAoXO— unamateur (@amachan_taste)…

フォーサイスの近作(NYT)

モーツァルト《魔笛》より、ヒップホップを聴かせたチーズの方が、美味しかったという。これは、バレエでも、そうかもしれない。ということで、近作、Playlist が、‘hip-hop ballet’ という、フォーサイスが、観たいです。https://t.co/wGuqctJkTc— unamateu…

ヌレエフを描いた、映画‘The White Crow’(NYT)

ヌレエフを主題にした、映画‘The White Crow’。監督のFiennesは、こう言う。‘For me, the story was about self-realization, the discovery — this is what I want to do.’— unamateur (@amachan_taste) May 1, 2019 ここで、「ヌレエフを撮る/観る」とは、…

メトロポリタン歌劇場管の芸術は、ヤニック・ネゼ=セガンによって、どのように変化するのか(NYT)

新音楽監督、ヤニック・ネゼ=セガンの、メトロポリタン歌劇場管の、現在の評価と、将来の展望を、簡単に引用する。 “I think it’s a little too dry and lifeless in piano, and I think that in forte it’s just maybe unbalanced internally.” for years …

ウィリアム・フォーサイス、1999年以前/2014年以後(NYT)

今日のバレエで、‘gender-neutral’ の流れがある一方、フォーサイスの、保守的な態度は、何を意味しているのか。近作を、観てみたい。 www.nytimes.com In “Blake Works 1,” set to seven songs by the English musician James Blake, he mined the rich tec…

「ジェンダー・アイデンティティが、踊り方を決めてしまっていいのか?」(NYT)

一方で、バレエの‘gender stereotypes’が解体され、新しい作品が生まれればいいと思う。 www.nytimes.com “Before I got into the company,” Mr. Holloway said, “I thought I maybe needed to butch it up, because that’s what people wanted to see.” But…

クルレンツィス指揮、ムジカエテルナ来日公演、関連ツイート

両者の来日を前に、演奏曲を、youtube で聴いた。 MTT指揮、LAフィルの演奏と称する、チャイコフスキー組曲第3番を聴く(1978年。バランシンは、この第4楽章を使って‘TetV’を振付けた)。チャイコフスキーの歌を、歌い損なっているように感じる。その「叫び」…

テオドール・クルレンツィス指揮、ムジカエテルナの、チャイコフスキーを聴く

教育で無菌化された学者のような音楽家が奏でるのは音楽の内部ではなく、音符に過ぎません。ロックミュージシャンはダンスできますが、クラシックの音楽家はダンスのステップすら知りません*1。──テオドール・クルレンツィス どんな音楽でも、その音楽を愛し…

J.L.ゴダール《イメージの本》(NYT)

‘“The Image Book” implies a disturbing connection between the industrialization of killing and the mass production of moving pictures.’— unamateur (@amachan_taste) February 2, 2019www.nytimes.com

今年、開館200周年のプラド美術館(NYT)

Second Republic in the early 1930s, when the Prado played a pivotal part in an educational program to introduce ordinary citizens to culture— unamateur (@amachan_taste) 2019年2月1日 In that drive, a pioneering traveling exhibition took cop…

画家 フランシス・ベーコンの言葉(artsy)

“I want a very ordered image, but I want it to have come about by chance,”— unamateur (@amachan_taste) 2018年12月24日 Bacon favored large brushes, which moved the paint in ways he couldn’t predict.— unamateur (@amachan_taste) 2018年12月24…

‘Milkman’ でブッカー賞を受賞した、アンナ・バーンズ(Anna Burns)(NYT)

‘“If it(treatment)’s successful, I’ll be able to write again,” she said. “I haven’t written in four and a half years.”— unamateur (@amachan_taste) 2018年12月23日 The last writing she did was finishing “Milkman,” a process that dragged out …

マリインスキー・バレエ来日公演、関連ツイート

マリインスキー・バレエ《白鳥の湖》。ディスクから音楽だけを聴く。2006年。指揮はゲルギエフ。バレエに関心のない音楽愛好家が、目を閉じて聴いても鑑賞に堪えるレヴェル。マリインスキーには独特の音色がある。だから、そのバレエ上演には「本物感」が漂…

マリインスキー・バレエ来日公演、《白鳥の湖》を観る

12月8日、マリインスキー・バレエ来日公演、《白鳥の湖》を観た。全3幕4場。東京文化会館。ソワレ(この日は、土曜で、マチネーもあった)。 マリインスキー・バレエは、3日の、ガラ公演、《マリインスキーのすべて》に続く鑑賞となる*1。 コンスタンチン・…

マリインスキー・バレエ来日公演、《マリインスキーのすべて》を観る

12月3日、マリインスキー・バレエ来日公演《マリインスキーのすべて》を観た。3部に分かれたガラ公演だ。会場は、東京文化会館。 マリインスキー・バレエは、3年ぶりの来日で、前回同様、オーケストラを帯同している。 舞踊監督は、2008年より、ユーリー・フ…

アンディ・ウォーホル展(ホイットニー美術館)(NYT)

‘In an era when painterly self-expression was considered the only serious style,— unamateur (@amachan_taste) November 22, 2018 he adopted a commercial reproductive technology, silk-screen printing, as his art medium.’— unamateur (@amachan_…

プティパ=ラトマンスキー版《ラ・バヤデール》(ベルリン国立バレエ)(NYT)

‘Like his “Sleeping Beauty” (2015) and “Swan Lake” (2016), it’s often revelatory.— unamateur (@amachan_taste) November 21, 2018 It does much to strip away the Soviet Russian distortions that have laden this classic with showy dance tricks,…

サーリアホ作曲、オペラ ‘Only the Sound Remains’(ピーター・セラーズ演出)(NYT)

‘“Pound and Yeats are inventing 20th-century theater in the process of total cultural misunderstanding,” he said in an interview.— unamateur (@amachan_taste) November 20, 2018 “Strangely, their getting it wrong is the way to some kind of n…

ジョルジュ・クルターク作曲、オペラ ‘Fin de Partie’(NYT)

‘Mr. Kurtag’s 1994 orchestral work “Stele” is “like a gravestone on which the entire history of European music is written,”’(Simon Rattle)— unamateur (@amachan_taste) 2018年11月18日 ちなみに、ゴダールの《フォーエヴァー・モーツァルト》には…

シュツットガルト・バレエ来日公演(2018年)関連ツイート

シュツットガルト・バレエ《オネーギン》。三年前の来日公演時、会場で買い求めたCDを聴く。ジェームズ・タグル指揮、シュツットガルト州立管。完成度が高く、充分美しい。このレヴェルなら、ダンサーもあまり「演技」しなくていいかもしれない(余談だが、表…

シュツットガルト・バレエ《白鳥の湖》を観る──ジークフリートとオデット、二つの「自画像」──

11月10日、シュツットガルト・バレエ来日公演《白鳥の湖》を観た。振付けは、ジョン・クランコ(古典版に基づく)。全4幕。1963年11月14日初演(55年前の今日だ)*1。会場は、東京文化会館。 シュツットガルト・バレエは、3日の《オネーギン》に続いての鑑賞…

シュツットガルト・バレエ《オネーギン》を観る

11月3日、シュツットガルト・バレエ来日公演、《オネーギン》を観た(振付:ジョン・クランコ)*1。1965年初演、1967年改訂版初演。全3幕。会場は、東京文化会館。3年ぶりの来日となる。全幕で《オネーギン》を観るのは、その時以来、二度目*2。 音楽は、ク…

MoMAのユーゴスラヴィア建築展(NYT)

現在、MoMAで開催中の、ユーゴスラヴィアを特集した建築展について、NYTの記事。「社会主義経済同様、西側の建築からも、大きな影響を受けた、この国のダイナミックな建築文化は、冷戦下の特殊な地政学的環境だからこそ、可能となった」。 https://t.co/iDxg…

米・音楽監督への報酬が高騰(NYT)

米国で、オーケストラの音楽監督への報酬が、高騰しているというNYTの記事。一方、財政は、どこも厳しいという。「然るべき透明性が保たれ、実際の分析がなされなければ、秘密の合意を許す環境ができてしまう」と、ある専門家は危惧する。 https://t.co/IczK…

ベンヤミン、アーレントを題材としたオペラ(NYT)

ペーター・ルジツカ《ベンヤミン》https://t.co/z2jdDSYYdrハンブルク州立歌劇場— unamateur (@amachan_taste) 2018年9月8日 ペーター・ルジツカ《ツェラン》(2001年)https://t.co/fE4eCLjBMI— unamateur (@amachan_taste) 2018年9月8日 Ella Milch-Sheriff …

「何」をめぐって(批評覚書2)

熊川「(メンバーの)循環が激しいとすればやはり僕のジャッジが厳しいからだと思います。…しかし自分とバレエとの関わり方において僕は嘘をつきたくない。そのダンサーがトップに立つことができる人間かどうかというジャッジはぶれずに厳しくやってきたつもり…

「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」(批評覚書1)

www.world-arts.com >RT ‘The first exhibition, “Creation Is a Solitary Pursuit, Love Is What Brings You Closer to Art,”’「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」— unamateur (@amachan_taste) September 1, 2017 草間があのように描く…

Brexitのクラシック音楽界に与える影響(NYT)

Brexitが、イギリスのクラシック音楽界に与えうる悪影響について、NYTの記事。オーケストラの国外ツアーや、オペラで急病になった歌手の代役探しが、より大変になるかもしれない。アシュケナージやバレンボイムも、疑問を呈する。 https://t.co/Cv9QIF2NP6— …